「RPAは難しい!」
そう思われている方も多いのではないでしょうか。
確かに、製品によってはプログラミングの知識が必要となり、運用のハードルが高いものもあります。
しかし、EzRobot はプログラミングの知識がなくても簡単に使いこなすことができます。
もともとプログラミングはおろか、パソコンやIT周りの知識やスキルが全くなかった私でも、1週間ほどで一通りの操作を習得し、2週間で実務の自動化を行うことができるようになりました。
今回は、そんな私がどのような経緯でRPA・EzRobotと出会い、どのように操作を習得し、どうRPAを活用しているかをご紹介したいと思います。
野球選手時代
RPAに携わる以前、私は海外の独立リーグと呼ばれる野球リーグで、野球選手として活動していました。独立リーグとは日本プロ野球やメジャーリーグ機構とは別に、独立採算で運営されている地域に根差した比較的小規模なプロ野球リーグです。
アメリカやカナダ、オーストラリアを中心に選手として渡り歩き、各国のリーグでプレーしてきました。
2013年から6年間選手としてやりきり、2018年のシーズンを最後に海外野球から離れました。
RPAとの出会いはその翌年でした。
独立リーガーからの転身
出会いのきっかけは、一つの求人情報からでした。
求人募集の内容は、「株式会社エグザクトソリューションズ 在宅可Webライター募集」というものでした。
RPA事業を行うにあたり、SEOを対策を目的としたRPAにまつわる記事を書けるWebライターを募集していたのです。
当時は野球中心の生活だったため、RPAはおろかパソコンやITの知識は全くと言っていいほどありませんでした。強いて言えば、「コピー&ペーストのショートカットキーをかろうじて知っている」ぐらいのレベルです。
ですが、ITについては素人でも、野球選手として活動する傍ら、野球関係の記事を書くライターとしての活動もしていました。
この経験が役に立つのではないかと思い、応募してみることにしたのです。
著書:『NPB以外の選択肢―逆境に生きる野球人たち―』彩流社
記事:『Number Web スポーツコラム』
記事:『ロボット審判導入で話題。アメリカ独立リーグの選手給料とレベルは?』
ダメもとでの応募だったのですが、当時の採用担当の方は私の経歴に興味を持ってくださり、営業兼ライターとして採用を決めてくださったのです。
ここから、RPAとの密度の濃い時間が始まりました。
IT知識ゼロからのスタート
採用してもらったものの、営業するにしても記事を書くにしても、まずは知識がなくては仕事はできません。
RPAを知るために、「操作方法を習得して自動化ロボットを作成する」という研修課題が課せられました。
IT知識ゼロの私にとって、RPA研修は不安でしかありません。
しかし、EzRobotの勉強会動画(初級コース)を見たら一瞬でその不安を拭い去ることができました。
RPAの中でもEzRobot は特に操作性が簡単に設計されているため、直感的に扱いやすく、「クリック」や「文字入力」「キーボード操作」といった基本機能を覚えてしまえば、簡単なロボットであればすぐに作れてしまうことがわかりました。
研修の最初に「ゴミ箱を空にする」といったロボットを、作成したのをよく覚えています。
普段の仕事で役に立つロボットかどうかはさておき、やはり自分でロボットを作れると嬉しいものでした。
一つロボットができると、その後はゲーム感覚で楽しみながら進めることができ、学びをより加速できたように思います。
不安から一転、「自分でもできるかもしれない」といった期待に、気持ちは変わっていました。
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RPAを広めるために
1週間ほどで一通りの機能を習得し、その翌週には実務の自動化に着手。
着実に業務効率化を進めることができました。
RPAにかかりきりになれたので、この短期間で習得することができましたが、他の業務を抱えながらの習得となると多少時間はかかるかもしれません。
しかし、それを差し引いても、この短期間で私が使えるようになったことを考えれば、やはり他のRPA製品やITツールに比べても、そのハードルはかなり低いのではないかと思います。
今では、社内で分担してRPA関連の記事も書かせてもらっていますが、自分と同じように前提となる知識がない方でも使いこなせるよう、操作方法や自動化ロボット作成のサポートをメインの仕事にさせてもらっています。
今後もご利用頂く方のお役に少しでも立てるよう、サポートに尽力していきたいと思っています。
「RPAは難しそう」と思っている方の中には、今回のコラムを読んで印象が変わった方もいるのではないでしょうか。
RPAの導入を少しでもご検討してましたら、是非私の経験談を参考にしていただけると嬉しいです。