出品価格の調査
ECモールで商品を出品する際に、頭を悩ませるのが出品価格です。
商品の値付次第で、売れ行きは大きく変わります。
例えば、同じ商品が他店舗でも出品されているとしたら、EC通販ユーザーはどちらを購入するでしょうか。
商品が同じであれば、より安い方を購入するはずです。
唯一無二の商品でもない限り、ECモールでは否応なく価格競争に巻き込まれてしまいます。
利益は確保したいけど、取りすぎると安く出品している競合店に出し抜かれてしまいます。そのため、ECモール出品者の多くは、他店舗の出品情報や価格情報を日々気にかけておかなければなりません。
RPA・EzRobotのユーザー様の中でも、出品価格を重要視されている方は少なくありません。
あるユーザー様では、これまで競合が出品する商品の値段を各ECモール上でチェック・リスト化し、社内会議を通して価格調整を行っていました。
しかし、各競合店が多ければ多いほどチェックする項目数は増え、リスト化する担当者の負担も増えてしまいます。
結果、リスト化に膨大な時間がかかってしまい、価格調整の話し合いを十分できないまま出品してしまったり、競合調査に時間を取れず他社価格を曖昧に把握したまま、価格が据え置かれ、販売機会の損失に繋がってしまうといった課題を抱えていました。
RPAで価格調査
この課題を解決するために、RPA・EzRobotが活用されています。
月5万円・初期費用なしで導入できる!EzRobot(イージーロボット)とは?
これまで人力で行っていたリスト化作業をRPA・EzRobotで自動化することを考えたのです。RPAは作業手順をそのままロボットに覚えこませることで、その作業を自動化することができます。
そのユーザー様では、各モールにロボットがアクセスし、競合店の商品価格を取得しては表計算ソフトに転記・リスト化していくといった作業を自動化しました。これまで競合調査を行っていた担当者の作業がまるまる自動化できたことで、作業時間だけではなく担当者の負担も大幅に減らすことに成功しました。
あとはロボットが稼働する時間を始業前などに設定しておき、出社したら他社調査一覧のリストが出来上がっているという状態にしておきます。事前にリストができていれば、価格検討会議により多くの時間を割けるようになるからです。
また、ユーザー様によっては、他社価格を参考に何%安く価格を設定するなどの価格修正の作業もRPA・EzRobotに任せています。
RPAはEC業務を格段に効率化できるだけではなく、このように売上に貢献する使い方もできるのです。
戦略的なRPA活用方法のユーザー様事例を紹介させていただきました。
ECサイト運営でお悩みの方や、効率化をご検討されていましたら是非一度弊社相談窓口までお問合せください。