競合調査の負担
ホテル・旅館業の業務のひとつに、1室あたりの料金設定があります。
ホテルや旅館によって各部屋の料金はまちまちです。
高級ホテルもあれば、ビジネスホテルのようにリーズナブルな価格帯で宿泊できるホテルもあります。顧客のターゲットがそれぞれ違う場合は競合することは少ないでしょう。
しかし、高価格帯のホテルは高価格帯の競合が、格安路線のホテルには格安路線の競合が周辺地域に混在している場合も数多くあります。
そのため、ひと部屋の料金設定次第では集客数が大きく左右されると言っても過言ではありません。
今の時代、各ホテル・旅館の1室あたりの価格は予約サイトで簡単に確認することができます。特に同じエリアで他社の方が価格が安ければ、利用者は他社を選ぶ可能性が高くなるでしょう。
そうならないためにも、日常的に近隣の競合ホテル・旅館の価格をチェックする必要があるのです。
しかし、近隣に競合が多ければ多いほどチェックする数は増え、調査した価格をリスト化する担当者の負担も激増してしまいます。
結果、リスト化することに時間がかかり価格決めの議論を十分にできないまま、価格設定してしまったり、調査自体に時間を割くことができずに価格が据え置かれてしまい、機会損失を起こしてしまうといったことが起こってしまいます。
RPAによる解決策
RPA・EzRobotは上記のような課題を解決する際にも活用されています。
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RPA・EzRobot導入企業様では、競合調査の作業をこれまで下記の手順で行っていました。
・予約サイトへアクセス
・競合他社のひと部屋あたりの料金を取得
・取得した情報を表計算ソフトに転記し、リスト化
RPAは、これまで人が行っていた一連の作業をそのままの手順でロボットに覚えこませることができます。あとは作業手順を覚えこんだロボットが自動でその作業をおこなってくれます。
稼働する時間帯を始業前などに設定しておきば、出社したら競合調査一覧のリストが出来上がっている、といった状態にすることも可能です。
リスト作成の手間が省ければ、価格設定の議論にもより時間を割くことができるようになります。大事なのは売上拡大のために戦略を練る時間がどれだけ確保できるか、だと思います。
時間を割くべき業務に人員を割くためにも、ロボットで処理できる業務は極力自動化できると良いかもしれません。
もし、少しでもご興味がございましたら、以下のフォームまたはお問い合わせからお気軽にご連絡ください。