この記事では「RPA」とは何かから始まり、マクロとの違い、RPAツールの比較ポイントなどを分かりやすく解説します。また、RPAツールを15個厳選し、特徴や提供タイプなども詳しく紹介しますので、ツールの導入検討中の方はぜひ参考にしてみてください。
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RPAとは
「RPA」とはRobotic(ロボットが) Process(処理する) Automation(自動で)の略で、人間がコンピューター上で行っている定型業務を自動化する技術のことを指します。
人間がコンピューター上で繰り返し行っている、クリックやキーボード入力などの定型的な業務を自動化できることから、別名「仮想知的労働者(デジタルレイバー)」とも呼ばれています。
関連記事:「パソコンの事務作業はロボットに任せる時代!?―RPAとは―」
RPAツール導入はこんな業務を抱えている企業にオススメ
RPAツールを導入することで、効率化が期待できそうな業務例を表でまとめました。
下記の表に載っている業務は、RPAツールに代行させることができるでしょう。
業務 | 内容 |
売上報告 | 前日の各店舗の売上を集計し、各店長に集計データをメール送信 |
在庫管理・棚卸業務 | 入力漏れのチェック・棚卸データの集計 |
仕入管理 | クラウド上から仕入データをダウンロードし、集計し所定のファイルに保存 |
店舗ごとPL作成 | 必要なデータを集計し、書式化して各店舗にメール送信 |
申込書のリスト化 | 受け取った申込書から所定のフォーマットに転記 |
契約書のリスト化 | 受け取った契約書から所定のフォーマットに転記 |
会議資料作成 | クラウド上の売上データを集計し、資料に転記 |
競合サイト巡回業務 | 競合サイトを複数巡回し、情報の掲載状況をレポート |
売掛・入金業務 | 入金情報に応じて、回収リスト、消込、システムへの入力 |
買掛・支払業務 | 支払情報に応じて、支払リスト、消込、システムへの入力 |
有給日数計算 | 全従業員の勤怠データから残りの有給日数を計算し、メール送信 |
勤怠管理 | 全従業員の勤怠データを集計し、会計ソフト用に書式を変更 |
労働時間計算 | 全従業員の勤怠データから総労働時間を計算し、超過の従業員にメール送信 |
営業リスト作成 | Web上のデータを集計し、リスト化 |
アンケートデータ集計 | アンケート内容を所定のファイルに入力し、リスト化 |
営業メール送信 | リスト上のアドレスにキャンペーン案内メールを送信 |
請求書データ入力 | 売上管理システムの入力に応じて、請求書を生成し送信 |
関連記事:「RPAで自動化できる業務とは?業務の洗い出し基準と、部門別・対象業務例を紹介」
RPAツールの種類について
RPAツールには大きく次の3つのタイプに分類されます。
- デスクトップ型
- サーバー型
- クラウド型
RPAツールを選定する際、ツールの種類は判断基準のひとつになります。
特徴と導入に向いている企業を以下にまとめてみました
関連記事:「【RPAツールの種類別解説】サーバー型、デスクトップ型、クラウド型の特徴とメリット・デメリットについて徹底解説」
デスクトップ型
デスクトップ型RPAツールは、特定のパソコンにRPAソフトをインストールして使用するツールになります。
パソコン内でロボットを稼働させるため、動作の安定性や速度はインストールしたパソコンのスペックに依存します。
導入にオススメの企業
各パソコンごとの作業単位で自動化が可能。スモールスタートができるため、コストをかけずにRPAツールを手軽に導入したいという、従業員の少ない企業や中小企業におすすめです。
サーバー型
サーバー型RPAツールは自社の設備内にあるサーバー上にRPAソフトをインストールして使用するツールです。
サーバー上でロボットを作成して、作成したロボットを自社内の各パソコンに配布することができます。
社内の多数のパソコンからでもロボットを操作できるなど高機能ですが、初期費用や月額コストが高額になるケースも…
導入にオススメの企業
自社サーバー上で運用するため、大量のロボット作成やそれらの一括管理が可能です。
社内業務の広い範囲に渡って業務の自動化を行うことができ、部署間での横展開や全社的なRPAツールの活用が可能なため、従業員数の多い大企業に向いていると言えるでしょう。
クラウド型
クラウド型はWebサービスとして提供されているRPAをWebブラウザから利用するRPAツールです。
前述のデスクトップ型やサーバー型と異なり、環境構築の必要がなく、パソコンからWebブラウザを起動させて、Webサイトにログインすることで利用ができます。
導入にオススメの企業
自社の業務でクラウドサービスを多く利用中で、その業務を自動化させたいという企業におすすめです。
RPAとマクロの違いについて
さて、業務を自動化するという点でExcelの自動化機能である「マクロ」機能を思い浮かべる方もいるかと思いますが、RPAツールとマクロの間には主に次の4つの違いがあります。
- 費用
- 自動化できる業務の範囲
- 処理速度
- 自動化する際に必要なスキル
ひとつずつ解説していきます。
関連記事:「RPAツールとExcelマクロ(VBA)の違いとは? 使い分けのポイントも含めて詳しく解説」
費用に関して
費用に関してですが、マクロはExcelに元から搭載されている機能であるため、Excelがインストールされていれば、費用が発生することはありません。
これに対し、RPAツールではサービスプランによって、導入する際に初期費用や導入後のライセンス料などが発生する場合があります。
自動化できる業務の範囲に関して
次に自動化できる業務の範囲に関してです。
マクロはExcel上の操作やその他のMicrosoft社のソフトで利用することが可能ですが、それ以外のアプリケーションやブラウザでの利用が基本的にできません。そのため、作業範囲がoffice製品に限定されてしまいます。
一方、RPAはツールにもよりますが、Microsoft社の製品を含め、その他の幅広いアプリケーションを操作することが可能なため、様々なアプリケーションをまたいだ作業の自動化が可能です。
処理速度に関して
また、RPAツールの提供タイプによっては「処理速度」にも違いが生じます。
提供タイプがデスクトップ型のRPAツールの場合は、インストール先のパソコンのスペックに依存するため、この点はマクロとの間に違いはありません。
しかし、提供タイプがクラウド型やサーバー型の場合、処理速度はパソコンのスペックに依存しないため、大量データの高速処理が期待できるでしょう。
自動化する際に必要なスキルに関して
最後に「自動化を行う際に必要なスキル」の違いについて、解説していきます。
マクロに関してですが、実際にマクロを構築し、Microsoft社のソフトの様々な作業を自動化する際、「VBA」というプログラム言語の習得が必須になります。
「マクロの記録」という作業のレコーディング機能を使用した作業の自動化も可能ですが、内容は限定的なものに留まることでしょう。
これに対し、RPAはツールにもよりますが、基本的にノンプログラミングで業務の自動化を進めることができます。
多くのRPAツールではシンプルな操作画面が用意されており、用意されたコマンドをマウス操作や簡単なキーボード操作で組み合わせてることで、業務の自動化を行えるためです。
※VBAとは:「Visual Basic for Applications」の略で、マクロを記述するためのプログラミング言語の事を指します。マクロを作成するのに必要な言語がこの「VBA」にあたります。
RPAツール導入のメリット
RPAツール導入によって、受けられるメリットは主に次の5点が挙げられるでしょう。
- 業務効率化
- 人件費及び作業時間の削減
- ヒューマンエラーの防止
- ノンプログラミングによる自動化
- 生産性の向上
それぞれについて解説していきます。
関連記事:「RPAツール導入のメリット・デメリットとは? デメリットの対策も含めて詳しく解説」
業務の効率化について
これまで人が行ってきた定型業務をロボットに代行してもらうことで、業務の効率化を図れます。
人件費及び作業時間の削減について
これまで人が行っていた定型作業をRPAツールによって自動化することで、その業務に対する人件費の削減が可能です。
また、処理速度も人と比べ、格段に早い場合が多く、作業時間の削減が見込めるでしょう。
ヒューマンエラーの防止について
人間の手で行われる作業で避けられないのが、人為的なミスですが、ロボットは作成されたシナリオに沿って忠実に作業を行うため、正確な作業実行を期待できます。
また、ミスを修正することで発生する時間的なロスなどの削減も期待できるでしょう。
ノンプログラミングによる自動化について
多くのRPAツールでは基本的にプログラミングなどの専門スキルを必要としません。
RPAツール上で用意されているコマンドを組み合わせてシナリオ作成を行うため、直感的な操作で業務の自動化を行えます。
そのため、業務をよく知っている現場のご担当者様ご自身で業務の自動化を行うことができます。
生産性の向上について
定型業務をロボットに置き換えることにより、その作業に割いていた時間を他のことに当てることが可能になります。
よりクリエイティブな業務へ集中、残業時間の削減など、生産性の向上や労働環境の改善などが期待できるでしょう。
RPAツール導入のデメリット
RPAツールの導入にはデメリットもあります。主に次の3点が挙げられるでしょう。
- エラーや誤作動の発生
- セキュリティ面の懸念
- ロボットのブラックボックス化
それぞれについて解説していきます。
エラーや誤作動の発生
ロボットはあらかじめ組まれたシナリオに沿って作業を行うため、使用するシステム環境や入力箇所が変更された、などの場合には誤作動やエラーの発生に繋がります。
また、それに伴う原因究明や修正対応などにより、業務に支障が出る可能性もあります。
停止した際の業務フロー作成や日々のメンテナンス等を行うなどして、事前にロボットの停止や誤作動のリスクを回避する必要があるでしょう。
セキュリティ面の懸念
ロボットに自動化させる業務は、様々なアプリケーションを連携させることが多い傾向があります。
IDやパスワードの入力を要求されることがありますが、ログインしたユーザーの権限によっては不正なことも可能となるため注意が必要です。
例えば、RPAの担当者がロボットの実行を介して、操作権限のない社内システムを操作・閲覧できてしまったり、本来であれば知りえないIDやパスワードの情報を知ってしまう場合があるでしょう。
ロボット毎に権限を明確にさせるなど、RPAツール導入時にセキュリティ対策を立てる必要があるでしょう。
ロボットのブラックボックス化
RPAツールに業務を自動化させた後、ロボットの管理が属人化してしまうとロボットのブラックボックス化が懸念されます。
RPAの導入に携わった担当者が異動・退職した後、新担当者が稼働中のロボットに対して、どのような業務に使用されているか、どんな手順で作業を実行しているのかなどを知らないと適切に対応できない恐れがあります。
また、ブラックボックス化したロボットがうまく動作しない場合、原因究明・復旧作業等に時間が掛かると、業務停止に追い込まれるかもしれません。
ロボットに代行させた作業の業務フローや運用方法を、事前に可視化できる資料をしっかり残しておく必要があるでしょう。
RPAツールの比較ポイント
次にRPAツールを比較するにあたって押さえて欲しい主なポイントを次の5つにまとめましたので、参考にして頂ければ幸いです。
- 自動化したい作業が実現可能か
- 費用対効果に合うか
- ユーザー部門で使用できるか
- サポート体制が整っているか
- 無料トライアルがあるか
ひとつひとつ見ていきましょう!
関連記事:「RPA導入に失敗しないツールの選び方とは?比較ポイント5つを完全解説」
自動化したい作業が実現可能か
まずはRPAを導入する目的を明確にし、具体的にどのような作業を自動化したいのかを洗い出しましょう。
RPAツールには、様々な種類があり、便利な機能やシステムが大量に組み込まれたソフトもあります。
そういった豊富な便利機能などは運用していく中で、幅広い業務の自動化に対応できるなどのプラスの側面もありますが、従業員が使いこなせず現場で混乱を招く可能性があります。
自動化したい作業に適した機能がついているかを基準にRPAツールを比較・検討することで、狙い通りの効果が得やすくなることでしょう。
費用対効果に合うか
RPAツールの導入規模や機能・価格を踏まえて、収支のバランスを考慮すると最適なツールを選びやすくなります。
注意したい点は、RPAツールの導入後もライセンスの料金やロボット作成に工数がかかるという点です。
RPA導入によって工数や人件費等をどれだけ削減できるか、自動化によって生まれた時間でどれだけの成果が挙げられそうかなど、事前に得られる効果を定量的に見積もることで、RPAツールを絞り込むができるでしょう。
ユーザー部門で使用できるか
導入後、RPAを運用するのはシステムエンジニアの方だけとは限りません。
ツールによってはシステムの専門ではない、現場の従業員さんが使用されているケースも多いです。
また、一度ロボットを作成し自動化に成功した業務であっても、変更点があればメンテナンスなどの対応も必要です。
現場にRPAツールを定着させるうえで、専門知識がなくてもロボットの作成・運用が容易かどうかは重要な要素の一つになるでしょう。
サポート体制が整っているか
RPAツールの導入・運用に、トラブルや課題はつきものです。中にはRPAの知識を持っていないと対応が難しい場合があります。
そのような事態をスムーズに乗り切るために、ツールごとのサポート体制を確認しておきましょう。
サポート内容の中でも、困ったときにチャット・メールなどで問い合わせが可能か、RPAツールのマニュアルや研修があるかどうかなどは特にチェックしておきたいです。
また、その他の自社が欲しいサポート制度の存在有無も、RPAツールを選定する上での重要なポイントになるでしょう。
無料トライアルがあるか
ここまで4つのポイントを紹介してきましたが、最後のポイントは、実際に使用してみることです。
資料請求やセミナー、インターネットなどの媒体で情報収集を行い、自社に最適だと考えたRPAツールを選んでも、実際に使用してみたら考えていたものと違った、ということは起こります。
そのため、無料トライアルが可能なツールを利用し、使い勝手や操作感等を導入前に確認することをお勧めします。
RPAツール比較15選
前章ではRPAツールの比較ポイントについて解説してきましたが、本章では弊社が独自に選出したRPAツールを紹介していきます。
国内でシェア率の高いツール、比較的最近リリースされたツールなど、多種多様なものを選びました。
公式サイトやレビューサイトのリンクもありますので、必要に応じて参考にして頂ければ幸いです。
UiPath
特徴
- UiPath社が手掛けるRPAツール
- ロボットのシナリオを作成する「UiPath Studio」、ロボットを実行する「UiPath Robots」、作成したロボットの稼働状況を統合的に管理する「UiPath Orchestrator」によって構成される
- 「デスクトップ型」と「サーバー型」に対応しており、小規模から大規模までの導入に対応している
- ロボットのシナリオはドラッグ&ドロップで作成することができる。加えて、レコーディング機能で画面操作を記録して自動化することも可能
提供タイプ
サーバー型、デスクトップ型
無料トライアルの有無
60日間限定の無償トライアル有り。詳細は公式サイト、または各代理店へお問い合わせ下さい。
レビューサイトによる評価
「UiPath」のレビューは本リンクから(レビューサイト:ITreview)
WinActor
特徴
- NTTの研究所で開発された純国産のRPAツール
- デスクトップ型のため、PC1台でのスモールスタートが可能
- 複数のWinActorを管理する管理ツール(WinActor Manager on Cloud、WinDirector)により、大規模運用にも対応している
- マウス操作のみで、誰でも簡単にパズル感覚でロボットのシナリオ作成ができるため、ITに精通していない現場担当者でも業務の自動化が行える
- 幅広く導入しやすい、導入後も安定して利用しやすいという特徴から、1900社を超える企業の導入実績がある
提供タイプ
デスクトップ型
無料トライアルの有無
30日間の無料トライアル有り。詳細は公式サイト、または各代理店へお問い合わせ下さい。
レビューサイトによる評価
「WinActor」のレビューは本リンクから(レビューサイト:ITreview)
BizRobo!
特徴
- 「BizRobo!」はRPAテクノロジーズ株式会社が手掛けるRPAツール
- サーバーを1台用意することで、複数のロボット作成ができる。同時にそれらのロボットの一元管理が可能。
- ドラック&ドロップでロボットのシナリオ作成が可能なため、現場の担当者が自分自身の作業をそのままRPA化できる
- 「デスクトップ型」である「BizRobo! mini」を取り扱っているため、スモールスタートでの小規模導入にも対応している
提供タイプ
デスクトップ型、サーバー型
無料トライアルの有無
1ヵ月の無料トライアル有り。詳細は公式サイト、または各代理店へお問い合わせ下さい。
レビューサイトによる評価
「BizRobo!」のレビューは本リンクから(レビューサイト:ITreview)
Automation Anywhere Automation 360
特徴
- Automation Anywhereが提供するRPAツール。サーバー型とクラウド型での提供をしており、どちらの場合もブラウザベースで利用できるため、ソフトをインストールする必要がない
- サーバー型の集中管理が可能。管理サーバーでは、企業全体でのロボットの管理とコントロールを一画面で行うことができる
- レコーディング機能があるため、画面操作を記録し、その後はドラッグ&ドロップで編集するなど、マウス操作で複雑なロボットが作成可能
- AIを利用したサービス「Automation Anywhere Robotic Interface(AARI)」により、非定型業務の自動化が可能
提供タイプ
サーバー型、クラウド型
無料トライアルの有無
30日間の無料トライアル有り。詳細は公式サイト、または各代理店へお問い合わせ下さい。
レビューサイトによる評価
「Automation Anywhere」のレビューは本リンクから(レビューサイト:ITreview)
ロボパットDX
特徴
- 株式会社FCEプロセス&テクノロジー社が開発した純国産のRPAソフト
- ユーザー部門での利用に特化した操作画面設計により、業務を直感的に置き換える事ができるため、技術者に頼らない業務の自動化が可能
- 1ヵ月3アカウントまでの無料トライアルが可能
- ヘルプデスクや各種勉強会などの充実したサポートが無料で受けることができる
提供タイプ
デスクトップ型
無料トライアルの有無
1ヵ月3アカウントまでの無料トライアル有り。詳細は公式サイトまたは、各代理店へお問い合わせ下さい。
レビューサイトによる評価
「ロボパットDX」のレビューは本リンクから(レビューサイト:ITreview)
Blue Prism
特徴
- Blue PrismはイギリスのBlue Prism社が提供しているRPAツール。AI・機械学習機能が定義されており、この機能と連動させることで、複雑な業務処理の自動化が可能。
- ドラッグ&ドロップで定型業務の自動化が可能。また、類似した業務プロセスは部品化して再利用が可能なため、ロボット作成の効率化が期待できる
- サーバー型のため、各部門に分散しているロボットを一元管理できる。また、適切に割り当てられた権限を持つユーザーしかロボットの参照・編集ができないため、徹底した管理体制を敷くことが可能
- ロボットの監査ログも取得できるため、ロボットの修正履歴の管理や、ロボットの更新に伴う新旧ロボットの比較が可能
- クレジットカード情報の国際セキュリティ基準である「PCI DSS」などの規格をクリアした高いセキュリティ機能により、金融機関や医療機関などの規制産業においても、安全に利用することができる
提供タイプ
サーバー型
無料トライアルの有無
最大30日間の無償トライアル有り。詳細は公式サイト、または各代理店へお問い合わせ下さい。
レビューサイトによる評価
「Blue Prism」のレビューは本リンクから(レビューサイト:ITreview)
EzRobot
特徴
- 株式会社RPAソリューションズが提供している純国産のRPAツール
- シンプルな操作画面で機能が必要最低限に留められているため、ITスキルに自信のない社員でも直感的なマウス操作やキーボード操作で簡単に定型業務の自動化が行える
- 初期費用無料で1ライセンス料につき、月額5万円のため、スモールスタートが可能。また、月々の運用コストを抑えることができる
- 個別サポートに対応しているため、分からないことなどの不明点はチャットやTV会議などでいつでも相談ができる。また、Teamviewerを使用し、画面共有しながら、ロボット制作支援を受けることも可能
提供タイプ
デスクトップ型
無料トライアルの有無
1ヶ月間の無料トライアル有り。詳細は公式サイトまたは各代理店へお問い合わせ下さい。
レビューサイトによる評価
「EzRobot」のレビューは本リンクから(レビューサイト:ITreview)
Autoジョブ名人
特徴
- ユーザックシステム株式会社が提供しているデスクトップ型のRPAツール
- シナリオ編集画面がユーザー部門でも使用できるように、シンプルな設計となっている。また、稼働安定性を担保する機能があるため、RPAツールを初めて使用する方でも安心して活用できる
- 導入検討時には無料でオンライン相談やハンズオンセミナーを利用することができる。また、導入後には分からないことの相談やシナリオ開発の勉強会などのサポートが用意されており、導入前後でのサポートが充実している
- 自社でツールを開発してるため、機能強化にユーザーの意見を取り入れやすい
提供タイプ
デスクトップ型
無料トライアルの有無
2か月間の無料トライアル有り。詳細は公式サイト、または各代理店へお問い合わせ下さい。
レビューサイトによる評価
「Autoジョブ名人」のレビューは本リンクから(レビューサイト:BOXIL SaaS)
batton
特徴
- 株式会社battonが提供する人工知能搭載型RPAツール
- 見やすくて分かりやすい操作画面で、初心者でも簡単に使用可能
- ツールのシェアが可能なため、1アカウントのライセンス料で複数の支店でロボットの作成や共有ができる
- AIを搭載しているため、PCや環境が変わってもAIによる自動検出により、以前の環境と同様に動作する
- サポート体制が充実しており、チャットツールを使用した迅速な問合せ対応やTeamViewerを使用した遠隔操作でのロボット作成代行など手厚い支援を受けられる
提供タイプ
公式サイト、または各代理店へお問い合わせ下さい。
無料トライアルの有無
公式サイト、または各代理店へ直接お問い合わせ下さい。
※導入後の初回30日間は無料。
レビューサイトによる評価
「batton」のレビューは本リンクから(レビューサイト:BOXIL SaaS)
Axelute
特徴
- 富士通株式会社が提供するRPAツール
- 人がWindows上で行った作業をシナリオとして記録し、それを編集するだけで定型業務の自動化ができる
- 「サーバー型」や「デスクトップ型」などの複数の提供タイプを用意しているため、幅広い導入規模に対応
- ロボットの手順書が自動で作成される機能があり、業務の引き継ぎ・見える化に対応できるため、ロボットの属人化・ブラックボックス化を防止できる
提供タイプ
デスクトップ型、サーバー型
無料トライアルの有無
公式サイト、または各代理店へ直接お問い合わせ下さい。
レビューサイトによる評価
「Axelute」のレビューは本リンクから(レビューサイト:ITreview)
EzAvater
特徴
- 株式会社テリロジーが開発した国産RPAツール
- システムの速度に合わせてロボットが動くため、ロボットが安定して稼働する
- シナリオ作成時に画像認識の機能を使用することで、プログラムが書けない従業員でも、直感的なマウス操作でロボットを作成できる
- エラー発生時にデスクトップへ通知がされるため、常に画面を監視する必要がない。また、画面キャプチャ付きのメール通知も行われるため、エラーの原因特定も簡単に可能
提供タイプ
デスクトップ型
無料トライアルの有無
2週間の無料トライアル有り。詳細は公式サイト、または各代理店へお問い合わせ下さい。
レビューサイトによる評価
「EzAvater」のレビューは本リンクから(レビューサイト:ITreview)
BizteX cobit
特徴
- 2017年11月にBizteX株式会社がリリースした国内初のクラウド型RPAツール
- ツールのUIが2018年度グッドデザイン賞を受賞しており、ノンプログラミングで直感的に操作できるように設計されているため、現場の従業員でもロボットの作成・定型業務の自動化が可能
- クラウド型RPAのため、環境構築不要で即日導入が可能。また、クラウドでサービスを提供しているため、次々と新しい機能の追加、リアルタイムでの機能改善が行われている
- 導入支援から導入後のサポートまで、多様なサポートサービスを用意している
提供タイプ
クラウド型
無料トライアルの有無
7日間の無料トライアル有り。詳細は公式サイトまたは各代理店へお問い合わせ下さい。
レビューサイトによる評価
「BizteX cobit」のレビューは本リンクから(レビューサイト:ITreview)
アシロボRPA
特徴
- ディヴォートソリューション株式会社が提供する中小企業向けのRPAツール
- 操作画面は直感的に操作しやすいシンプルなUIで設計されているため、現場担当者でも使用できる
- インストール型で手軽で導入できる。また、インストール型のデメリットである野良ロボット蔓延の対策として、ログ記録・自動送信機能や利用者権限機能を施している
- 無償で受けることができるサポートが充実している
提供タイプ
デスクトップ型
無料トライアルの有無
1ヵ月の無償体験版有り。詳細は公式サイト、または各代理店へお問い合わせ下さい。
レビューサイトによる評価
「アシロボRPA」のレビューは本リンクから(レビューサイト:ITreview)
JobAuto
特徴
- 株式会社シジャム・ビーティービーが開発・販売を行う純国産のRPAツール
- 操作画面がシンプルに設計されており、マウス操作と簡単なキーボード操作で業務の自動化が可能
- 作成したロボットの説明書が自動で作成されるため、他の従業員への引継ぎ・共有が手軽に行える
- 初期費用が無料で月額ライセンス料が8万円~と手軽ながら、作成したロボットのバージョン管理機能やスケジュール管理機能などの「サーバ機能」や「仮想環境での運用機能」標準搭載されている高機能かつ多機能なRPAツール
提供タイプ
公式サイトまたは各代理店へお問い合わせ下さい。
無料トライアルの有無
30日間限定の無料トライアル有り。詳細は公式サイト、または各代理店へお問い合わせ下さい。
レビューサイトによる評価
「JobAuto」のレビューは本リンクから(レビューサイト:ITreview)
Coopel
特徴
- 株式会社ディー・エヌ・エーが提供するクラウド型RPA
- 導入は1アカウント月額5400円からリーズナブルにスタートができる。チーム単位、プロジェクト規模に応じて、アカウントは順次追加が可能
- Coopelでは他のRPA製品によくある変数の設定がなく、直感的なインターフェイスによりマウス操作で簡単にロボットのシナリオ作成が可能なため、初心者の方でも簡単に業務の自動化ができる
- クラウド型RPAであるが、ローカル実行をサポートしている。クラウド環境とローカル環境を1クリックで簡単に変更できるため、社内の様々な業務を自動化していくことが可能
- メールやチャットなどで基本的な使い方の支援、また、うまく動作しない場合はクリック1つでシナリオをサポートチームに共有し、一緒に問題解決を行うなど、導入から運用まで手厚いサポートが用意されている
提供タイプ
クラウド型
無料トライアルの有無
1ヶ月間の無料トライアル有り。詳細は公式サイト、または各代理店へお問い合わせ下さい。
レビューサイトによる評価
「Coopel」のレビューは本リンクから(レビューサイト:ITreview)
さいごに
いかがだったでしょうか。
今回は「RPAとは」の説明から始まり、15個のRPAツールの紹介まで行いました。
RPAを活用することで、社内の大幅な業務改善が期待できます。
定型的な作業をロボットに任せることで、よりクリエイティブな業務へ集中できたり、人件費の削減が可能になるでしょう。